広大地判定を行う場合には、対象となる土地の状況に応じて事前の準備が必要となります。
特に、広大地の面積判定は重要であり、財産評価基本通達8にいう「実際の面積」に近づける努力が必要です。
③ 航空写真による「実際の面積」測定
では、3つ目の面積測定方法である航空写真による面積の測定方法です。
私がよく使うのは・・・・平面直角座標変換を用いたHPです。
こんな便利な機能がいつでも使えるなんて驚きです・・・
まずは弊社が入居するナディアパークの南側にある矢場公園を例に航空写真を用いて面積を測定してみましょう!
航空写真による面積の測定手順
- 1 場所を特定して
- 2 測定する土地のポイントを決めます!
- 3 航空写真では判別しにくい時は地形図が便利です。
- 4 すぐに面積が測定できます!
- 5 SIMAデータも簡単に作成できます!
SIMAデータを活用したCAD計測
SIMAデータがこれほど簡単に作成可能であれば・・・・
CADを用いて色々な事が簡単にできます!
面積修正は勿論のこと、そのまま広大地の分割案を作成することも可能です!
SIMA(シーマ)データとは????
各種測量アプリケーション・CAD相互において座標や路線、区画データを「電子データのままやりとりできるように定められたフォーマット」で、日本の測量業界でよく用いられる形式です。
SIMAとはSurveying Instruments Manufacturers’ Association の略で、正式名称を「測量データ 共通フォーマット」といい、日本測量機器工業会の英読みから、Jを除いた頭文字をつなげたもの!
Googleearthと連動することも勿論可能です!
現況面積も勿論ばっちり計測できます!
航空写真により現況面積の把握は簡単に行える!またSIMAデータの活用により、適正な分割案の作成が可能!
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