マレーシアと台湾でアウトレットパーク開発計画に着工/三井不動産
三井不動産(株)は8日、マレーシアでの「(仮称)三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港(KLIA)」と台湾での「(仮称)台湾林口アウトレット計画」の開発計画に着工しました。
(仮称)三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港(KLIA)
「(仮称)三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港(KLIA)」は、共同事業パートナーである「Malaysia Airports Holdings Berhad」との合弁会社「MFMA Development Sendr in Berhad」が事業主体となって実施します。
最終的には東南アジアにおける最大級のアウトレットモール施設へと拡張する計画だそうです。
なお、同社が東南アジアでアウトレットモール事業を展開するのは初めてとなります。
【物件概要】
(仮称)三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港(KLIA)
所在地 クアラルンプール国際空港敷地内
交通アクセス クアラルンプール市街地から車で約40分
事業主体 MFMA DEVELOPMENT SDN.BHD
敷地面積 約180,000m2
店舗面積 第1期開業 約25,000m2 最終期開業後 約46,300m2
店舗数 第1期開業 約140店 最終期開業後 約260店
スケジュール 2014年4月1日第1期着工 2015年初頭第1期竣工・開業
(仮称)台湾林口アウトレット計画
「(仮称)台湾林口アウトレット計画」は、共同事業パートナーである台湾大手のコングロマリット「遠雄(FarGlory)グループ」の中核企業「遠雄建設事業股份有限公司」との合弁会社「三新奥特萊斯股份有限公司」が事業主体となる、台湾北部最大級のアウトレットモール計画です。
【物件概要】
(仮称)台湾林口アウトレット計画
所在地 台湾新北市林口区建林段381,381-1,382,383
交通アクセス 台北中心部から車で約30分、国際空港の桃園空港から車で約20分
2015年開業予定の地下鉄「林口」駅至近
事業主体 三新奧特斯股有限公司
敷地面積 約67,340m2
店舗面積 約45,000m2
店舗数 約200店
スケジュール 2014年4月25日着工 2015年後半竣工・開業
更なる事業拡大に向けて
両計画においては、同社がこれまで国内や海外初となる「杉井アウトレット広場・寧波」(中華人民共和国)で培ってきた施設の開発、テナントリーシング、運営などのノウハウを活かしながら、現地の商慣習に合わせた開発を推進する考えです。
今後は東南アジアにおいて、住宅分譲事業と商業施設事業を中心にさらなる事業拡大を図っていくとしている。