「日比谷三井ビル」跡地に複合ビル計画
「新日比谷プロジェクト」が都市計画決定!
三井不動産(株)は、東京都千代田区の「三信ビル」および「日比谷三井ビルディング」の跡地の再開発プロジェクト「(仮称)新日比谷プロジェクト」が都市計画決定したと発表しました。
日比谷三井ビルディングと三信ビル
「日比谷公園」東側に位置した「日比谷三井ビルディング」は「三井住友銀行」の本店が大手町に移転したのに伴い解体工事が行われました。
北側にあった「三信ビル」は、老朽化などを理由に2008年3月に解体されました。
2つの敷地面積の合計は10,000㎡超で大規模な開発が行われれると期待されていました・・・・が、今回の新日比谷プロジェクトで具体化しました。
立地条件は?
開発区域は日比谷公園や日生劇場、宝塚劇場、映画館、帝国ホテル東京などに隣接しています。
銀座や大手町・丸の内・有楽町地区といった日本の商業・オフィスの中心地にも近いため、日本橋エリアに続く「都心型スマートシティ」の構築を目指しています。
開発計画の概要
計画地は敷地面積1万700平方メートルで、地上35階地下4階、高さ192m、延床面積18万5,000平方メートル、最新のBCP性能を備えたオフィスと商業施設をメインにした大規模複合ビルを建設予定で2014年度に着工、竣工は17年度を計画しています。
ビルには、国内外の中小・ベンチャー企業に対してグローバル企業との交流や投資家・金融機関の紹介などといった支援を展開する「(仮称)日比谷ビジネス連携拠点」を設け、ビジネスイベントなどを通じて、新産業の創出を図ります。
このほか、3層吹き抜けの室内イベント空間や、カフェなどを併設したテラスなど、さまざまなかたちで文化発信・憩いの空間も整備し、地上・屋上合わせて約2,000平方メートルを緑化(緑化率約40%)することで日比谷公園との緑の連続性に配慮し、効率的に緑化空間を目指します。